フローリングでじん帯断裂!大型犬のための滑らない床材探しの物語

犬グッズ

秋田犬を室内飼いしている我が家で、実際に使った床材を評価してみました。

先に結論

あくまでも個人的な意見ですが、結論から言うと一番おすすめはジョイントマット。ただし、我が家にとっては受け入れがたいデメリットあり。

次におすすめで、我が家にとってのベストチョイスは「ロボフロアー」という特殊なクッションフロアです。


この結論に到達するまでの歴史と考え方を書き留めます。

わんこの状況

初代秋田犬ふーちゃん(35キロ)は右後脚じん帯断裂、手術、その約1年後に左足じん帯断裂、手術しました。持病や体質のせいもあるでしょうが、床材で防ぐことが可能だったかもしれないと後悔しています。

現在は二代目秋田犬虎丸が室内で暮らしています。

家の状況

我が家の場合はフローリング+温水式床暖房。一階部分は玄関、キッチンも含めてほとんど間仕切りがなく、かなり広い範囲に施工が必要です。さらにリビングの一角に一段高い畳コーナーがあり、その引き出しを引き出すために、敷物に制限がありました。

ほとんどの商品は床暖に使えないと注意書きがあります。拙宅の床暖は温水式であるため、火災などの危険性はほぼないと考え、自己責任で試しました。床暖の効果は若干下がるでしょうが、床材による違いは感じませんでした。

 

初代秋田犬ふーちゃんのとき(2008年ごろ)

カーペット

価格★★★  ピンキリですが、ホームセンターや通販でかなり安く買えます。
手軽さ★★★ ホームセンターや通販で入手可能。
効果★★☆  すべりにくいし、クッション性も少しある。
見た目★☆☆ 敷き詰めれば見た目が良いが、拙宅の場合引き出しがあり不可能。ホームセンターのものは悲しくなるほど安っぽい。
耐久性★★☆
清掃しやすさ★☆☆ 犬の毛は取れにくい。掃除機がカーペットごと吸い込んでしまう。裏にごみが入るのが嫌。

じゅうたんが邪魔して、後方に見える引き出しが使いづらい

気になる点  爪がひっかかり、わんこがけがしそう。カーペットごとすべるので、上で走るのはNG。引き出しを開けるとき、カーペットがめくれてしまって干渉する。

犬用のすべらない床コーティング

「〇〇スベラン」というものです。塗り方は簡単。付属のスポンジでワックスのように床に塗って、数時間乾燥させるだけ。最初は薬品臭がかなりするものの、すぐに気にならなくなりました。

小型犬なら効果があるのかもしれませんが効果は全くわかりませんでした。ふつうにすべります。残念。次に詳しく書きますが、業者によるコーティング剤の可能性があるなら、これを塗ってはいけません。

価格★★★     お手軽価格。
手軽さ★★☆    DIYに抵抗がなければ楽しい。
効果☆☆☆     効果は感じられず。
見た目★★☆    ツヤがちょっとくどい。
耐久性★☆☆    マメに塗り直しが必要。(期間は忘れた)
清掃しやすさ★★★ フローリングと同じ。

 

業者による床コーティング

価格は張りますが、効果は10年くらい保障とかだったと思います。「〇〇スベラン」を塗ったと伝えると「できないかもしれないけど」と下見&見積りにきてくれました。「〇〇スベラン」を落とさないことには、新たにコーティング剤を塗れないそうです。

とても親切な担当者で、いくつかの薬剤で「〇〇スベラン」が落ちるかどうかを試してくれました。「ちょっと大変だけど、落ちないことはない」と言って、見本の床材を置いて帰られました。

後日連絡があり「やってあげたいけど、労力に見合わない」と断られました。残念ではありますが見本の床材で、滑ることが確認できていたので依頼することはなかったでしょう。

価格★☆☆     見積もらっていないのでわかりません。
手軽さ★☆☆    お金さえ払えばらくちん。
効果☆☆☆     効果は感じられず。
見た目★★★    フローリングと変わらず。
耐久性★☆☆    そもそも効果が感じられず。
清掃しやすさ★★★ フローリングと同じ。

 

ジョイントコルクマット

価格★★★     それほど高くはないが、汚れ、いたみでマメに替えるとなると…
手軽さ★★★    ネットで入手可能。敷くのは簡単。
効果★★★     滑らないし、クッション性も〇
見た目★☆☆    最初はいいが、すぐに薄汚くなる。
耐久性★★☆    表面がはがれても効果は変わらない。
清掃しやすさ★☆☆ 掃除機をかけてもなんとなくざらざら。使い捨てワイパーは使えない。雑巾がけしても染みついた汚れは取れない。

汚れたコルクマットと同化する秋田犬

最初はきれいに敷けるが、だんだんずれてきて隙間ができたり、外れたりする。つなぎ目部分から細かいごみが入り込み、床とコルクの間が汚い(見て見ぬふり)。

犬にとってはよさそうだが、汚れ、はがれ、ずれによるみすぼらしさは耐え難い。マメに替えるとなると、経済的、体力的負担もあるが、大量のごみに罪悪感がある。

 

EVAジョイントマット(使用経験なし)

上記のコルクマットのプラスチック版です。今思うとこっちにすればよかった。コルクの方が床暖と相性がいいような気がしてたんです。芯の部分の素材が同じなんだから、どっちもどっちですよね、考えてみれば。

使い捨てワイパー、雑巾がけ、ブラシでこすり掃除ができそう、表面が薄汚れることがなさそう、ということから、衛生面、経年後の見た目でコルクより優れているかも。

結局初代ふーちゃんのときは、コルクマットで落ち着きました。

二代目秋田犬虎丸の場合 2018年から

リフォームも含めて、改めて検討しなおしました。
しばらくサラのフローリングにしていたため、またあのみすぼらしいコルクに戻るのにはかなり抵抗を感じました。さらに、自宅で手芸教室を開講しようと思っていたので、おしゃれなインテリアにこだわりました。

2代目秋田犬虎丸のとき(2018年~)

クッションフロア

まずクッションフロアを検討しました。最近は見た目が本物のフローリングと遜色ないものもありますが、表面が滑りそうなので、初代の時は全く検討しなかったものです。

が、獣医さん、わんこのしつけ教室や、保護犬を預かっている家でクッションフロアを使っているのを見て、改めて調べてみました。

それまではフローリングがダメなのは「滑るから」と思い込んでいたのですが、「硬い」点もいけないと気づきました。考えてみれば草原、土、バークチップ、そしてなにより、落ち葉が積もった森の中の地面はふっかふかのクッション性があります。クッションフロア、アリかも。

ある程度商品がしぼれたら小さなサンプルを取り寄せて厚さ、表面の質感、滑りやすさ、色などを確認するとよいでしょう。

クッションフロア選定ポイント

  • クッション性

通常のものより、クッション性が高いものが販売されています。

  • ペット対応
    滑りにくいとされています。ひっかきに強く、抗菌効果もつけてあります。
  • 床暖房対応
    クッションフロアの中には床暖房対応のものがあります。
  • 滑りにくさ
    ペット用に、すべりにくいとうたっている商品があります。その中でも表面に細かい凹凸がついているものが滑りにくい印象でした。また、ベランダやマンションの通路用のものも滑りにくそうです。
  • 屋外用
    ベランダやマンションの通路に使われるものです。表面に凹凸模様があり、滑りにくい、強度が高い、ゴシゴシ洗える、などの点ですぐれているものの、
    色がグレーっぽいものばかりでなんだかね~
    幅が狭く継ぎ目が増える
    幅が狭い×価格が高め、なのに見た目がいまいちは嫌!ってことで却下。

クッション性、滑りにくさ、床暖対応、見た目と価格。すべてを完璧に満たすクッションフロアはみつかりません。どこかで妥協しなければならない…

石系の床材はどうだろうか?

はじめからペット用に考えた住宅で、テラコッタなどを床材に採用している事例を見かけます。

が、クッションフロアを検討する過程でクッション性の大切さに気付いたので、床材を張り替えるリフォームは選択肢から外れました。

石材は夏は冷たくてよいですが、冬は冷たい。床暖を入れられたとしても、犬と一緒に床でごろごろ寝ころがるには硬すぎます(-_-;)。ゆえに、却下。

そんなわけでやっぱりクッションフロアしかないかなと、ネットで検索する日々が続きます。

ほぼしぼりこんだものの、なんだかひっかかるのです。

クッションフロアの気になる点

部屋の構造を考えると、隅々まできちんと貼ると大ごとになる。となると業者には頼めない。

  • はたして自分で貼れるのか?
  • 隅々まで敷けないうえに、しろうと施工で見栄えはどうか?

クッションフロアは接着剤でフローリングに貼り付けるので、一度貼ったらはがせない。つまり下のフローリングは二度と使いものにならない。

  • 接着剤は床暖に大丈夫なのか?
  • クッションフロアの価格は良いとしても、接着剤や道具などで案外出費がかさむ。

などなど。最善の解決策でないことは明らかなのに、心配事が多すぎるのです。お金と労力をかけて後悔するのは避けたいところ。

一見フローリングのよう

運命の床材

必死の捜索の末みつけたのがこれ!
なんと、いままで試したさまざまな床材の不満点がすべて解決するではありませんか!!

  • クッションフロアの一種なので、ある程度クッション性がある。
  • 裏面に滑り止め加工が施されているので、接着剤で固定しなくてもよい!(いつでも元のフローリングに戻せる)
  • 表面は非常に短い毛がついている。ブルドッグの毛みたいな感じでしょうか(笑)?すべらないし、爪がひっかからない。
  • 遠目に見るとまるでフローリングのような柄!
  • 撥水加工!汚れた部分は水と洗剤とブラシで洗える!
  • ロールからカットしてくれるので必要な長さで買える。つなぎ目は幅の部分だけで済む!
  • ちょっと高いけど、接着剤や道具は不要なので割安。
  • 柱などに合わせてカッターで切れる。

届いたら、すぐに敷いてみました!
敷いただけで滑らない。しっかり固定されている。すばらしい。
部屋の形に合わせてカットするので、すっきり。まるで敷き詰めたよう。作業時間1時間くらい。
フローリングとの境目も自然。

段差が少なく、色も近いので、境目があまり気にならない

はじっこは若干かじられました。

お客様は、しばらくたってからフローリングではないことに気づくほど自然な見た目。

寝転がっても快適

子犬がどたばた走ってもジャンプしても急ターンしても問題なし。

お手入れ方法

水洗いできます

子犬なので、いきなりそそうをしてしまいました。おしっこをすると表面部分には染み込んでしまいますが、貫通して、フローリングまで到達することはありません。おしっこシートで上から押さえると、水分をほとんど吸い取ってほぼ乾いた状態になります。そのあと洗剤やクエン酸で洗えばオッケー。

犬の毛が目立たない

床の表面に犬の毛がうっすらつきますが、ほとんど目立ちません。これはフローリングより優れている点です。フローリングだと、いくら掃除をしても常に犬の毛が舞っていますよね~。

メーカー推奨のお掃除方法は、粘着式クリーナー(コロコロ)で、ということです。

毛足が短いので、掃除機で大丈夫なように思いましたが、意外と吸い取れません。コロコロは確かによく取れますが、消費が激しい。エチケットブラシ、ほうきなどあれこれ試した結果、効果的な方法を見つけました。

コロコロクリーナーより経済的な方法

それは、犬用のスリッカーブラシです。柄に対して45度の角度でブラシをかけると、一見見えない犬の毛がどんどん集まります。

試してみてね。

お掃除方法は、このような感じで落ち着きました。

目立つごみは手で拾う
細かめのごみ(クッキーのくずとか)は、コロコロ
週に2,3回掃除機をかける。
1,2週に1度全体的にスリッカーブラシをかける。

今のところとても満足していて、オススメです♡

部分的に使う場合は、縁加工がしてあるカーペットもありますよ。

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